北海道道徳教育研究会
  平成25年7月20日(土) 第9回 道徳教育学習会
 
   「心に届き、心に響く道徳教育の具体的展開」
 京都市教育委員会指導部長・京都市教育相談総合センター所長 柴原弘志 先生
  平成25年7月20日(土)、釧路市立中央小学校で「第9回 道徳教育学習会」が行われました。当初の予定していた横山 利弘 先生がご事情により参加できなくなったため、新たな講師として京都市教育委員会指導部長・京都市教育相談総合センター所長である柴原 弘志 先生をお招きして開催されました。
  
 学習会前半では道徳教育における今日的課題を踏まえ、
  ・「言葉」と「体験」「子どもに聴く」(声なき声に耳を傾ける)をキーワードに道徳教育を進めること
  ・学校教育目標の具現化には、「いのち」を大切にする心がその根幹となること
等についてご説明をいただきました。
  また、学習会後半では「いのち」「生命尊重」の歓喜性、連続性等の特性を確認し、『まどガラスとさかな』『飛べなかったハト』、さらに京都で資料分析を進めている映像資料を活用した道徳の時間の展開について、具体的にご説明をいただきました。特に深く心の響く資料の解説では涙を流す先生もいて、道徳の資料の深さや大切さを感じ取ることができました。
 
  今回の学習会参加者は64名。釧路、根室地方を中心に、旭川、札幌からも多数の参加を得て開催することができました。参加者全員は柴原先生の熱意あふれるお話に感動し、今後の道徳教育の充実、発展にむけ新たな決意をもつことができました。

 
学習会の様子

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